「5歳差育児って楽なんでしょ?」なんて言われるけど、実際は毎日が綱渡りのような日々。
上の子のケアと下の子のお世話に追われ、心も体もいっぱいいっぱいになること、ありますよね。
この記事では、私が体験した“5歳差育児の現実”と、それでも少しずつ前を向けた「気づき」と「向き合い方」を本音で綴っています。
子どもとの時間が減っていく切なさ、イライラしてしまう自分への自己嫌悪…。
誰にも言えない悩みを抱えているママにこそ読んでほしい内容です。
5歳差育児に悩むあなたが、「私だけじゃないんだ」とホッとできる。
そんなきっかけになりますように。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
5歳差育児の“楽さ”に期待しすぎると苦しくなる理由
5歳差育児の“楽さ”に期待しすぎると苦しくなる理由についてお話しします。
それでは、感じたことを本音で綴っていきますね。
①「上の子が手がかからない」は幻想だった
よく言われますよね、「5歳離れてたら上の子はもう手がかからないから楽だよ〜」って。
でも実際は、全然そんなことなかったんですよね。
もちろん赤ちゃんみたいな手はかからないけど、小学生なりにサポートが必要なことって多いんです。
連絡ノートの記入や学校の準備、雨の日の用意とか。
「え、これもまだ1人じゃ無理なの?」って思うこともあって、何度も説明したことをまた聞かれて、こっちもイライラしちゃう。
前は1人だったから丁寧に接してたのに、今はそうもいかない自分にモヤモヤします。
②“手がかからない”のに“気は使う”ギャップ
物理的には赤ちゃんほど手がかからないけど、
だからって“放っておいていい存在”ってわけじゃない。
むしろ「心のケア」がすごく必要で。
ある日、夫に言っていたんです。
「ママ、赤ちゃんしか抱っこしてないね。ママ、赤ちゃんとばっかり一緒で僕寂しい。」って。
聞いた瞬間、胸がギュッと締め付けられました。
ちゃんと見てるつもりだったんです。
でも、上の子の中では「もうママは赤ちゃんだけのママなんだ」って思ってたのかもしれない。
切なかったし、自分を責めました。
“手がかからない”子の心の中で、こんな孤独を感じさせてたなんて。
③「2人目は余裕」のつもりが想定外のしんどさ
2人目はもう慣れてるし、余裕だろうと思ってました。
けど、全然そんなことなかった…。
上の子のケアと下の子の安全確保の両立で、毎日が綱渡りです。
とくに下の子が動き出してからが本番で。
今1歳で、目も手も完全に離せません。
その一方で、上の子は「ひとりじゃできない!」って怒ってる。
明日の準備も、宿題のプリント出しも、水筒をシンクに出すことも。
言えばやってくれるけど、言わなきゃやらない。
やってもやっても、次の「やって」って来る。
もう…正直、限界って思う日もあります。
④育児の質が変わるだけで、決して“楽”じゃない
結局のところ、「育児のステージが違うだけ」なんですよね。
大変さの“質”が変わるだけで、“楽”にはならない。
上の子は学校のフォロー、下の子は命の管理。
しかも2人同時に相手をしてると、それぞれにベストな対応ができなくて、
自己嫌悪のループに入る。
よく「うちは年の差があるからバランスが良くて〜」なんて聞くけど、それ、
まだ下の子が動かない時期の話じゃないですか?って思っちゃう(笑)
もう動き出したら、一瞬たりとも目が離せない。
上の子とゆっくり話したいけど、下の子がいたずらしてる。
優雅とは程遠いですよ、ほんとに。
5歳差育児でしんどかったリアルな瞬間ベスト3
5歳差育児でしんどかったリアルな瞬間ベスト3をご紹介します。
誰にも言えなかったけど、あの時本当にしんどかった…。そんな本音を書いていきますね。
①上の子が寂しがる時にどうしていいか分からない
ある日、夫から聞いたんです。
「ママ、赤ちゃんしか抱っこしてないね。ママ、赤ちゃんとばっかり一緒で僕寂しい。」って、上の子が言ってたよって。
その言葉を聞いた瞬間、心がギュッとなって、何も言えなくなりました。
もちろん、上の子も大事。最近ゆっくり話もしてないし、一緒に遊んでもいない。
でも、現実は下の子に手がかかりすぎて、それどころじゃなかった。
上の子の目には、私は“赤ちゃん専用のママ”に見えていたんですよね。
「そんなつもりじゃなかった」って、自分では分かってるけど、子どもには関係ない。
寂しかった気持ち、本当によく分かる。
でも、それでもどうしようもできない自分が、ものすごく悔しくて情けなくて…。
言葉に出さなくても、そう感じてる瞬間ってたくさんあると思います。
ふとした態度や、静かに遊んでる後ろ姿に「無理してるんじゃないかな」って感じること、
ありませんか?
②ワンオペで時間も体力も限界だった日々
平日の夕方、うちの“カオスタイム”はだいたい17時〜20時。
下の子はグズる、上の子は「ひとりじゃできない!」って怒る、私はご飯作らなきゃいけない…。
この時間帯、毎日が戦争。
特に雨の日の朝なんかもう最悪。
傘、カッパ、タオル、連絡ノート…準備することが山ほどあって、上の子はそれで機嫌が悪くなる。
「自分でやってよ」って思うけど、まだ完璧にはできないし、言えば言うほどこっちもヒートアップ。
気づいたら怒鳴ってて、自己嫌悪の無限ループです。
その一方で、下の子は1歳。
動き回るし、目が離せないし、ちょっとでも油断すると危ないことばっかり。
それを見ながら、上の子にも付き添って、そしてご飯…。夫は不在。
「無理でしょこれ…」って本気で思った日もありました。
「2人目は慣れてるから大丈夫」なんて、幻想だったなって、今は思います。
“慣れ”じゃどうにもならないこと、たくさんあるんですよね。
③「うちの子、こんなはずじゃ…」と自己嫌悪した夜
上の子が最近ちょっと雑な子になってきたなって思うようになって…。
言葉づかいとか、態度とか、昔よりイライラしてる感じ。
最初は「小学生あるあるかな」って流してたんですけど、だんだん我慢できなくなってきて。
ある日、ふと「こんな子だったっけ?」って思っちゃったんですよね。
それと同時に、「ああ、私のせいかも」って自己嫌悪がドンと来た。
赤ちゃん優先で、話をちゃんと聞いてあげてなかったのかも。
丁寧に向き合えなかったから、こうなったのかも…って。
もちろん、成長の過程だって頭では分かってる。
でも、心はそんなに簡単に割り切れなくて。
周りの“理想の子”みたいな子たちと比べてしまって、
「私、ちゃんと育てられてないのかな」って思っちゃったんです。
今も時々思うことがあります。
「5歳差じゃなければ、もっと手厚く愛せたかな」とか。
でもそれって、本当は違うんですよね。
2人とも大切に思ってるし、毎日全力でやってる。
だからこそ、こういう葛藤が生まれるんだと思います。
年の差兄弟育児で気づいた“母親としての葛藤”
年の差兄弟育児で気づいた“母親としての葛藤”についてお話しします。
「子どもは宝物」ってよく言うけど、宝物だからこそ悩むんですよね。
①「半分こ」しかできない自分への罪悪感
最近よく思うんです。「子どもが一人だったら、もっと全力で向き合えたかもしれない」って。
でも、現実はそうじゃない。
上の子と下の子、それぞれに“半分ずつ”しか注げない気がして、胸がチクっとします。
上の子の話を聞いてる最中に、下の子が泣き出す。
下の子のお世話をしてると、上の子が部屋の隅で静かにひとり遊びしている。
どっちも放っておけないのに、体も時間もひとつしかない。
気づいたら、「ごめんね」って毎日心の中でつぶやいてる自分がいました。
たまに、2人が同時に「ママ〜!」って呼ぶ瞬間があるんです。
そのとき、「どうしたらいいの?」って固まってしまう。
“どちらかを選ぶ”なんてできるわけなくて、結局どっちにも中途半端。
そしてまた、罪悪感を抱えて寝る夜が増えていくんです。
②友達から影響を受けて変わる上の子への戸惑い
小学生になって、友達との関わりが増えてくると、上の子がどんどん変わってきたなと感じました。
なんというか…ちょっと雑?そしてうざい?(笑)
正直に言うと、女子の自分からしたらちょっと苦手なノリなんです。
それまでは一緒にお絵かきしてたのに、今は「え、ママ何それ?」って、ちょっと小バカにした感じで言われたり。
そういうのって、じわじわくるんですよね。
まだ幼い顔なのに、口調は妙に小学生男子で、私の神経を逆なでしてくる。
「何でこんなふうになっちゃったんだろう」って思ったこともある。
でも、それはきっと“変化”であって、“間違い”じゃないんですよね。
ただ、母として戸惑う気持ちは正直なところ。
私がちゃんと育てなかったから? ちゃんと関わってあげられてないから?って、
自分に矢印を向けてしまうんです。
③小学生になり親との距離ができる寂しさ
最近、ふと思ったんです。
上の子と一緒に過ごす時間、なんだか短くなってきたなって。
学校に行って、友達と遊んで、習い事して。
私の知らない時間がどんどん増えていく。
下の子とずっと一緒にいるぶん、余計にその差を感じるのかもしれません。
「もうママじゃなくても大丈夫なんだな」って。
そう思うと、ちょっとだけ寂しい。
「母親が子どもと過ごせる時間は、たった7年半しかない」
それを知ったとき、ほんとに衝撃でした。
しかもそのうち、半分以上は小学校卒業までに終わっちゃうらしい。
だから今、目の前にいる時間をもっと大切にしなきゃって思います。
でもそれってすごくむずかしい。
忙しさと疲れの中で「大切に」なんて、正直簡単にはできないんですよね。
④“もう一緒にいられる時間は短い”という気づき
「あと10年もあるじゃん」って思ってたけど、今は違います。
「もう半分過ぎてるんだ」って思うようになった。
だからこそ、今の“めんどくさい”“うざい”“腹立つ”も、
「これが愛おしい時間だったな」って、未来の自分が思うかもしれない。
そう思って、ちょっとだけ深呼吸して、今日も明日のご飯をなににするか考えている自分がいます。
完璧じゃなくていい。
「母親としての葛藤」を抱えながらでも、一緒に笑ったり怒ったりできる今を、大事にしていきたいなって。
そう思えるようになったのは、5歳差育児のおかげかもしれません。
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育児中、「これでいいのかな」「私ばっかりしんどいな」って、
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「ちゃんとしなきゃ」と無理して、心がパンクしかけたことが何度もあります。
精神保健福祉士として働いていた頃も、“話せない苦しさ”を抱えるママの多さを肌で感じていました。
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まとめ|5歳差育児は“完璧じゃない日々”にこそ幸せが宿る
しんどかった瞬間ベスト3 |
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①上の子が寂しがる時にどうしていいか分からない |
②ワンオペで時間も体力も限界だった日々 |
③「うちの子、こんなはずじゃ…」と自己嫌悪した夜 |
5歳差育児って、正直「楽」なんかじゃない。
むしろ、心がちぎれそうになるほどしんどい瞬間がいくつもありました。
でも、そのぶん見えてくる「家族のかたち」や「愛しさ」もたしかにあるんですよね。
上の子と下の子、どちらにも100%注げない自分に、罪悪感を感じる日もあります。
でも、それでもなんとかやっていく姿こそ、きっと子どもたちの記憶に残る“愛情の証”なんじゃないかなって思うんです。
育児に正解はないし、比べる必要もない。
だからこそ、今日もうまくいかなかったとしても、「それが我が家のペース」で大丈夫。
完璧じゃない毎日を重ねた先に、思い出したくなるような“幸せのかたち”がきっとあるはずです。
少しでも気持ちが軽くなったり、「自分だけじゃないんだ」って思ってもらえたら、
とても嬉しいです。
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