6歳差兄弟はメリットだらけ!5学年差育児①

6歳差(5学年差)育児
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2018年夏生まれと2024年早生まれの男の子を育てている、6歳差(5学年差)育児ママです。

「5(6)歳も離れてるとお兄ちゃんはもう自立してるから楽そう」「でも友達みたいに遊べないんじゃない?」など、年の離れたきょうだい育児について気になる点は多いですよね。

今日は私が実際に体験している5歳差(6歳差)育児のリアルなメリットとデメリットをお伝えします。

こんな方に読んでほしい
✓ 年齢差のある兄弟姉妹を考えているパパママ
✓ 様々な事情から5歳差6歳差のきょうだいを育てることになりそうな方
✓ 「理想の年齢差」にこだわりつつも不安を感じている方
この記事を読むメリット
実体験に基づいた5歳差育児の具体的なメリット・デメリットがわかり、育児の計画や心構えができます。世間の「2〜3歳差が理想」という固定観念から解放され、5歳差(6歳差)ならではの素敵な関係性や時間の使い方が見えてきます。

 

5歳差(6歳差)育児のメリット:意外と多い「嬉しいポイント」

 

Point 1: 懐かしさと新鮮さが同居する育児体験

上の子の赤ちゃん時代の記憶が少し薄れてきたところで下の子が生まれるので、「そうそう、上の子もこんなことあったな」と懐かしさを感じながらも、新鮮な気持ちで赤ちゃん育児を楽しめます。一人目と違ってかなり先の見通しが持てるので二人目育児の精神的余裕差は心の安寧につながりやすいです。※もちろん成長発達の個人差はとてもあります。

 

Point 2: それぞれに充実した時間を作れる

年が離れているからこそ、上の子を一人っ子として大切に扱えた期間が長かったです。そして上の子の手が離れてきたタイミングで下の子が生まれたので、それぞれの子に必要なケアの時間を提供できる時間的余裕があります。

 

Point 3: 頼りになるお兄ちゃん・お姉ちゃんの存在

5歳差(6歳差)だと上の子はとても頼りになる存在です。おむつ替えの時におしりふきを持ってきてくれたり、一緒におやつを食べさせてくれたり、話しかけてくれたりと、特にワンオペ育児の時には貴重な味方になってくれます。

 

Point 4: おさがりの経済効果が絶大

服やおもちゃのおさがりはもちろん、一番大きいのはベビーシート(チャイルドシート)!4〜5歳でジュニアシートに切り替わるタイミングなので、高価なベビーシートを新たに購入する必要がありません。ジュニアシートは2万円弱で購入できますが、ベビーシートは倍以上するものが多いため、かなりの節約になります。

 

Point 5: 外出時の荷物が意外と少ない

下の子の荷物だけを持てばよく、上の子は自分の荷物を持ってくれます。2〜3歳差だとまだ両方の子の荷物を親が持つことになりがちですが、5歳差(6歳差)だとその心配が少なくて済みます。

 

Point 6: 兄弟関係の質が独特

年齢が離れていても(というかむしろ離れているからこそ)、喧嘩することもありますが仲良く遊ぶ時間も多いです。上の子が一緒にハイハイで追いかけっこをしてくれるなど、2〜3歳差では見られない関わり方があります。

 

Point 7: 上の子の圧倒的自立度

5歳差(6歳差)となるとトイトレはほぼ完了していて、失敗することもほとんどありません。おしりだって自分で拭いて手を洗います。食事もトイレも我が家ではお風呂もほとんど自分でやっていて、肌の保湿まで行う自立具合。もちろん個人差はあれど、全て何もかもやらなければいけない赤ちゃんとちょっとイヤイヤ期に入った2,3歳とある程度自分でできる5歳だと全然親の負担が違います。

 

5歳差育児のデメリット:知っておきたい現実的な課題

 

Point 1: 行政サービスの恩恵が受けにくい

保育園の多子減免(第2子は保育料半額など)や入園時の兄弟加点が適用されないことが多いです。上の子が就学してしまうため保育園児扱いにならないのです。自治体によって考えが違いますが、私が住んでいる市は減免対象になりませんでした。下の子が1歳になってから年度末までの数か月間だけ…。

 

Point 2: 長期戦になる子育て

上の子が大学を卒業する22歳の時、下の子はまだ高校2年生(17歳)。子育て期間が長くなるため、仕事復帰や自分の時間の確保などの計画を立てる際に考慮が必要です。

 

Point 3: 精神的な葛藤がある

下の子が生まれると、突然上の子が急に大きく見えて寂しくなることがあります。また、5歳でも赤ちゃん返りは健在です。気持ちの切り替えが必要になります。

5歳6歳はまだまだ子ども。分別もつくので赤ちゃん返りは結構激しい嫉妬のような感じ。

 

Point 4: 兄弟間のおもちゃトラブル

下の子が上の子のおもちゃに興味を示し、時には壊してしまうことも。年齢差がある故に、上の子も下の子に怒れないのがわかっているからか、上の子が我慢していることが多いです。

 

Point 5: キャリアへの影響

いわゆる「小1の壁」などで、フルタイム就労のタイミングを計画しにくくなります。子育て期間が長くなるため、キャリアプランとの調整が必要です。

 

意外な発見:5歳差だからこそのきょうだい関係

世の中は2〜3歳差を前提に設計されていることが多いです。

制度設計には不満が出ます。保育園の第2子減免や最近決まった大学無償化などはほとんど対象外。お金は余計にかかる。この辺もうちょっと上手にやってほしいと切に願います。

 

上の子は時々寂しさを感じていることもありますが、下の子はまだまだ活動時間が短いため、上の子と1対1で過ごす時間も確保できます。これは2〜3歳差では難しいメリットだと思います。

 

それぞれの家族にぴったりの年齢差があります

色々な事情で思った通りの年齢差で出産できなくても、その年齢差に合ったメリットがたくさんあります。完璧な年齢差はなく、それぞれの家族の状況に合った育児スタイルを見つけることが大切です。

5歳差きょうだいは、上の子が「小さな大人」として成長する機会になり、また下の子にとっては憧れの存在として上の子を見る素敵な関係が築けます。

この特別な関係性が、将来にわたって続く絆の基礎になるのではないかと感じています。

私自身、6歳離れた兄がいて、今でも兄とは仲良しです。小さい頃はとっても喧嘩しましたけど!喧嘩した分今でも家族ぐるみで仲良くしています。

ぜひ、「理想の年齢差」にとらわれず、ご家族に合った子育てを楽しんでくださいね!

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