育休明けに職場へ復帰したものの、以前のような仕事が任されなくなった…。
時短勤務や配慮があるのはありがたいけれど、
「なんだかキャリアが止まっている気がする」——そんなモヤモヤを抱えていませんか?
・育休復帰後、以前のように働けずに違和感を感じている方
・「マミートラック」という言葉に心当たりがある、または初めて知った方
・今の働き方に納得できていないけれど、どうすればいいか分からない方
・キャリアと家庭の間で揺れて、自分を見失いそうな方
私自身がマミートラックと気づかず退職した実体験をもとに、同じように悩んでいるあなたに寄り添えるような内容をお届けします。
どうか、自分の気持ちを後回しにせずに、読んでみてくださいね。
育休明け職場復帰でマミートラックにはまる理由と実態
育休明け職場復帰でマミートラックにはまる理由と実態について解説します。
それではひとつずつ解説していきますね。
①そもそもマミートラックとは何か?
元々はアメリカのビジネス用語で、「Mommy Track」と表現されており、
子育て中の女性がフルパワーで働けないことを理由に、
重要な仕事や昇進のチャンスから外されてしまう状態を意味します。
一見すると「時短で働けてラクそう」「配慮されてありがたい」と感じる人もいますが、
実際には本人の希望と関係なく、キャリアからフェードアウトさせられてしまう例が多いんです。
日本でも「女性活躍」や「働き方改革」が進んできているとはいえ、
まだまだ“育児中=戦力外”という前提で見られてしまう風潮が根強く残っていますよね。
育児と仕事の両立を目指して復帰したのに、気づけば責任ある仕事は外されていた、
なんてことも珍しくありません。
この“マミートラック”という言葉、実は私も自分が経験するまで知りませんでした。
「なんか仕事減ったな」「これでいいのかな」と感じながらも、
自分の状況に名前があるなんて思ってなかったんですよね。
今、この記事を読んでくれているあなたも、「あ、これ私のことかも」と思っているなら、
まずはそこに気づくことが第一歩です。
次からは、実際にどんな状況でマミートラックに入り込んでしまうのかを見ていきましょう。
②責任ある仕事を任されなくなる
育休明けに復帰したら、なぜか簡単な業務ばかりが割り振られる。
そんな経験、ありませんか?
それは「子どもが熱出してもすぐ帰るかもしれないし」「本人が大変そうだから」といった
”周囲の配慮の結果”かもしれません。
でも、本人は「戻ってきたからにはちゃんと働きたい」と思っていたりするんですよね。
自分が望んでいないのに、責任ある仕事から外されるのは、やっぱり辛いものです。
一方で、依然と細かい事務作業の仕事内容は大きく変わらないのに
時間だけが短くなる「コスパだけがいい人間」になってしまうことも。
私の場合は後者でした。事務仕事の仕事量はそんなに減ってないのに時短勤務で2時間以上(残業込み)減っていて
「ただただコスパの良い人間」
評価もされずに責任もない仕事のオンパレード。
③昇進・昇格のチャンスが減る
育休を経て、これまで通りのパフォーマンスを発揮したくても、そもそも評価対象にならない。
「子ども小さいからまだ昇格はいいよね」みたいな空気感、あれホントにしんどいですよね。
一度レールから外れると、戻るのは至難の業です。
特にマネジメント経験や評価に関わる業務から外れてしまうと、次のステップへの道が閉ざされてしまうことも…。
そんな状況が長く続くと、
「もう頑張っても意味ないのかな」なんて気持ちになっちゃいますよね。
④時短勤務による評価の低下
制度として時短勤務が整備されていても、どうしても「フルタイムの人と比べて貢献度が低い」と見なされがちです。
働いてる時間が短い=成果も低い、ってすごく短絡的なんですが、評価する側はそう考えてしまいがち。
時短でも効率よく成果出してる人もたくさんいるのに、なかなかそこは見てもらえないんですよね。
「時短だからこのくらいで当然」と思われていると、モチベーションも下がります。
しかも、自分だけじゃなく他のワーママにも影響が出ちゃうのが悔しいところです。
⑤育児前と同じ仕事ができないプレッシャー
自分でも「以前みたいに働けないかも」と思ってしまうのは自然なことです。
無理した結果、体調を崩したり、精神的に追い詰められてしまうケースも多いです。
「あの頃の自分に戻らなきゃ」と頑張りすぎなくていいんです。
人生のステージが変われば、働き方も変わって当然なんですよ。
でも私はこれ、わかっていませんでした。だからこれを読んでいるあなたは超ラッキーだと思います。
もし私がマミートラックという状況や名前をもっと早く知っていたら…
別の選択肢を取っただろうなと思います。確実に。
⑥周囲の「配慮」が逆効果になることも
周囲の人は悪気がないんです。
「子育て中だし、あまり仕事任せない方がいいよね」
「急に帰るかもしれないからこの案件はやめとこう」
もちろん業務に支障が出るのは良くない。それはよくわかっていますよね。
でも、それが積もり積もると、自分の居場所がなくなっていく感覚になります。
「必要とされていないのかな?」って、だんだん不安になってくるんですよね。
産休前はあんなにバリバリ働いていたのに、とあなたは思っているんじゃないですか?
産休前は「責任もあるけど仕事の充実感最高」っておもっていませんでしたか?
私は思っていました。今からここから!!楽しいって思っていました。
いざ職場に復帰したらどうでしょう・・・。
本当の配慮って、本人に確認してからじゃないと意味がないと思います。
「大丈夫?仕事量減らした方がいい?」って聞いてもらえるだけで、全然違いますよね。
(頼むぜ人事)
マミートラックから抜け出すための5つの対処法
マミートラックから抜け出すための5つの対処法について紹介します。
できることから一歩ずつ、現状を変えるためのヒントにしてくださいね。
①上司とのキャリア面談を申し出る
まず一番おすすめしたいのが、上司とのキャリア面談です。
「えっ、そんなこと言い出しづらい…」って思うかもしれませんが、
黙っていても状況は変わりません。
「今後もこの会社でキャリアを築いていきたいです。でも現状に少しモヤモヤを感じています」と、素直に伝えるだけでも印象は大きく変わります。
上司だってあなたの本音が分からなければ、どう動いていいか判断できません。
会社としては、意欲ある社員には応えていきたいという思いもある(はず)ので、対話の機会を持つことは本当に大事です。
もちろん一度で全部変わるわけではありませんが、「意欲を持ってる人」と認識されることが第一歩ですよ。
定期の評価面談もあると思うのでそう言った場面で今後の展望も含めて意向を伝えてみてください。
②希望の働き方を明確に伝える
「配慮」されすぎて、望んでもいない業務を振られてしまう——
そんなこと、マミートラックではよくありますよね。
だからこそ、自分が「どんな働き方をしたいか」を明確に言葉にして伝えることが必要なんです。
「責任ある仕事もやってみたいです」「子育てと両立しながらでも、成長したいです」など、具体的なイメージを持って話すと伝わりやすいですよ。
自分が望むことを明確にすることで、周囲の「善意の配慮」をうまくコントロールすることができます。
実際、伝えたことで信頼され、仕事の内容が変わったという人もいますから、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。
③スキルアップや資格取得を目指す
マミートラックに入ってしまうと、「なんだか自分だけ取り残されている…」って感じることありますよね。
でもそんな時こそ、自分を磨くチャンスです。
育児中でも、すき間時間でできる資格や、オンライン講座はたくさんあります。
例えば、保育士資格、WEBデザイン、簿記、キャリアコンサルタントなどは、ママにも人気ですし、再就職や副業にもつながります。
中でも、最近注目されているのが「卒業するだけで資格が取れる」タイプの女性向け通信講座。
初心者でもわかりやすく、自分のペースで学べて、家にいながら290種類以上の講座から選べるのが魅力です。
たとえば、子どもが寝ている間や、ちょっとしたすき間時間を使って、自分の未来のために学べるんですよ。
資格取得がゴールではなく、「やってみたい」「何かを始めたい」という気持ちを行動に移せるのは、本当に自信になります。
今のモヤモヤを、スキルアップという形で少しずつ晴らしていきませんか?
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焦らなくていいので、少しずつ自分に投資していきましょう♪
④社内異動や部署変更を検討する
「どうしても今の部署ではキャリアが詰まりそう…」というときは、思い切って社内異動を検討するのも一つの方法です。
部署が変わるだけで、求められる役割や風土がガラリと変わることも多いです。
もちろん、希望が通るかは会社次第ですが、何もしなければ現状維持のままです。
人事やキャリア開発室がある会社なら、相談してみるのもおすすめですよ。
職場環境を変えることで、自分の意識もグッと変わります。
「もう一度頑張りたい」と思ったら、選択肢のひとつとして考えてみてください。
⑤転職や副業という選択肢を視野に入れる
「どう頑張っても、今の会社では無理かも…」そう思ったときは、思い切って外の世界を見ることも大切です。
転職というと大きな決断に感じるかもしれませんが、今は“ワーママ向けの転職サービス”も充実してきています。
「育児に理解がある企業」「時短勤務でもキャリアが築ける職場」など、
自分の価値観に合った環境がきっと見つかるはずです。
また、副業からスタートするのも一つの方法。
ブログ、Webライター、ハンドメイド販売など、自宅でできる仕事も増えてきています。
外の世界を知ると、「今の場所にしがみつかなくてもいいんだ」って思えるようになります。
マミートラックでもキャリアを諦めない考え方
マミートラックでもキャリアを諦めない考え方についてお伝えします。
マミートラックに入ったからといって、キャリアが終わるわけじゃないです。
むしろ、少し立ち止まって考える時間があることは、
長い人生の中で貴重なチャンスだったりします。
①「今は育児優先」も立派な選択
キャリアを優先する人生もあれば、育児を優先する人生もある。
「子どもが小さいうちは仕事セーブする」と決めることも、立派な戦略のひとつなんです。
でも、どうしても「キャリア捨てちゃったのかな」とか、
「私はあの人より劣ってるのかな」と思ってしまうこと、ありますよね。
それは他人との比較から来る不安です。
自分が納得して選んだ「今の生活」を信じてあげてください。
10年後に「あのとき子どもとの時間を大事にして良かった」って思える日がきっと来ますよ。
正直後悔していない!と胸を張って言えるまではなっていませんが
あの頃の子どもの成長を間近で見れたことは感謝です。
仕事はいつだって復帰できる、子どもの成長は本当に”今”しかないんだと思います。
②長期視点でキャリアを捉えよう
キャリアって、短距離走じゃなくてマラソンです。
今この瞬間が思い通りにいかなくても、数年後、10年後にはまたステージが変わっているかもしれません。
「今は力を蓄える時期」「家庭とのバランスをとる時期」と割り切って過ごすのも、大切なキャリア戦略です。
一時的にスローダウンしても、また走り出すタイミングは必ず訪れます。
焦らず、少しずつ自分のタイミングで道をつくっていけばいいんです。
マミートラック=キャリア終了じゃないので、自分のペースを信じましょう!
マミートラック=キャリア終了ではない。
でも当時は、仕事に行って何もできず何も頑張れずに疲れて帰ってきて
子どもの世話や家庭を回して(毎日ワンオペ)
キャリアアップなんてもちろんできないし、子どものことも中途半端。
何もかもすべてが中途半端で、「これが本当に私が望んだ人生だったかな」と
辛い気持ちでした。
③周囲の声に振り回されない強さを持つ
「まだ時短なの?」「働き方ゆるくない?」
そんな心ない言葉に、グサッとくることありますよね。
でも、そういう声に心を支配されるのはもったいないです。
その人たちは、
あなたの人生に責任を取ってくれるわけじゃないし、
あなたの状況を100%理解しているわけでもない。
だから、自分で選んだ働き方に誇りを持っていいんです。
必要なのは「私は私」でいる勇気です。
それができるようになると、自然と心が軽くなっていきますよ〜。
(おそらくもうどこの職場でもハラスメントです)
逆に「いつまででも”時短”でいいんだよ」といわれて
ありがたいけどそうじゃない!!と思っていました。
気を使って言ってくれるのだと思うけど…
そうじゃない…そうじゃないんだ…。私はもっと頑張りたいんだと。
④自分の価値は会社だけが決めるものじゃない
「会社で評価されない=自分に価値がない」って思ってしまうの、わかります。
でも、会社はあくまで“あなたの一面”しか見ていないんです。
家庭での役割、地域での活動、友人との関係性、そしてあなた自身の人柄——
そういった全部を含めて、あなたの価値なんです。
会社の評価だけで自分を判断してしまうと、どんどん自信がなくなってしまいます。
それよりも、「自分はどう在りたいか」「何を大事にしたいか」で価値を決めていきましょう。
そうすることで、自分らしい働き方や生き方が見えてきますよ!
産前の私の”活躍”を知っている人が誰もいない状態からのリスタート。
産前の私は裏方業務も多かったので、全社マニュアルのバックリーダなども行っていました。
もちろん名前も残らないし評価にものらない(特別褒章はあるよ)けど大切な仕事…。
評価が残っていないので(私が産休に入ってから裏方業務系の評価ができた)
復職後の上司は評価表上、私が何もしていないただのお荷物だと思われていました。
なので当たりも強くてしんどかったことを今でも思い出します。「今使ってるその全社マニュアルと運用私が作ったんだよ~便利でしょ~作者はここよ~」
と心の中で思って気を保っていました。
リアルな体験談から学ぶマミートラックとの向き合い方
リアルな体験談から学ぶマミートラックとの向き合い方について紹介します。
どの選択肢が正しいということではなく、「自分が納得できる道を選べたか」が一番大切です。
さまざまなケースを見ながら、自分自身の気持ちと向き合ってみてくださいね。
①育休明けで別部署に異動したケース
Aさんは、育休明けに営業職に復帰する予定でしたが、「激務だから」との理由で管理部門に異動になりました。
最初は「気を遣ってもらってありがたい」と思っていたそうです。
でも、管理部門では顧客とのやり取りもなく、評価される場面も減少。
徐々に「自分はもう戦力外なのかな」と感じるようになり、モチベーションが低下してしまいました。
最終的には再度営業に戻る希望を出し、1年かけて復帰することができたそうですが、
「最初にもっと話し合っておけばよかった」と語っていました。
②やりがいを失って転職したママの話
Bさんは、育休復帰後の評価が大きく下がり、以前は任されていたプロジェクトからも外されました。
会議にも呼ばれなくなり、「あれ?なんで?」と思っても聞く勇気が出なかったとのこと。
このままではキャリアが停滞すると感じ、子どもが1歳半のタイミングで転職を決意。
ワーママ支援が強いIT企業へ転職し、今ではリモートワークでバリバリ働いているそうです。
「あのとき勇気を出してよかった」と今では笑って話していました。
③正社員からパートへ転向した選択
Cさんはフルタイムで復帰したものの、家庭との両立がうまくいかず、体力的にも限界を感じていました。
そこで自らパートへの転向を会社に申し出たそうです。
「もうキャリアは捨てた」と泣いた時期もあったそうですが、今では時間に余裕ができて、子どもとの関係も安定したと話します。
「また子どもが大きくなったらフルタイムに戻すかも」と前向きな気持ちで日々を過ごしています。
自分にとって一番大切なものが何かに気づけた選択だった、と語ってくれました。
④「今は家庭を優先」と割り切ったママの声
Dさんは復帰後、マミートラック的な扱いを受けたものの、「今は子どもが最優先」と決めて割り切ったそうです。
「キャリアを諦めたわけじゃない。今は家族との時間を大切にして、またそのうち動き出す予定」と笑顔で話してくれました。
「今この瞬間、自分が幸せと感じられる選択をしているかどうかが大事」と語るその姿は、とても凛としていて素敵でした。
人それぞれのペースで、人生をデザインしていく——それが一番しっくりくる言葉かもしれませんね。
⑤そのまま退職を選んだ私の体験談
ここで、私自身の話を。
実は私も、育休明けに職場復帰したとき、
自分が「マミートラックに入っていた」ことに気づいていませんでした。
前職は福祉施設に勤めていて、
入社時から管理職候補、産前はリーダー職(役職が平と上司しかないけど)でした。
今からこれから楽しくなる、仕事がもっと面白くなる!の矢先の妊娠。
でもこの部署とこのチームならまた楽しくやれると思っていたので何も不安なく産休に入りました。
育休復帰後は別の部署(施設)へ異動、私を知っている人も誰もいない。
知っているといえば上司の上司…滅多に会わない上司だけが私のことを知っていました。
評価も残っていないバックの仕事もこなしていた私は、
直属の上司からは評価表だけで仕事できない認定されたお荷物状態でした。
(一応コメント欄にはバックの仕事のことも書いてあったようです)
とはいえ、育児中ということもあって時短復帰。
復帰後は明らかに仕事量が減り、以前任されていたような責任ある仕事は回ってこなくなっていました。つまらないなぁと思う日々でした。
回ってくるのは雑用・事務仕事。大切な仕事なんですが以前のような核の仕事は回ってこない。
でも、当時の私は
「子どもがいるから仕方ない」
「迷惑かけたくない」
「いつ休むかもわからないし」と自分に言い聞かせて、声をあげることができなかったんです。
夫も仕事が忙しく、私がもっと仕事に時間を割いたら
子どものことや家庭のことをできる人が誰もいなくなる。
家庭や育児、仕事のバランスを考えたら、仕事はこれ位単調でつまらなくて余力がある状態じゃないときっとできない。
心のもやもやを夫にも職場の上司にも、誰にも言えませんでした。
そしてある日、新しいプロジェクトを開始する時に
「ああ、もうここでは私は必要ないのかも」って感じてしまい、
そのままフェードアウトするように退職しました。
上司の上司には、退職を決めたことを伝える面談でした。
あと少しもう少し、上司と相談できる時間があったら…結果は違っていたかもなと思うことはあります。
退職後に“マミートラック”という言葉を知って、
「あのとき、もっと周囲に相談していたら」「キャリアを諦めなくて良かったのかも」と思い返しました。
全く後悔していない、といえばうそになります。
でもあの経験があったからこそ、今こうしてブログを書いたり、同じように悩む人に寄り添いたいと思えるようになったんです。
辞めたことで開けた視野もありました。
同じように悩んでいるあなたに、「自分を責めなくていいよ」「どんな選択をしてもあなたの価値は変わらないよ」と伝えたいです。
マミートラックに悩んだらまず考えたい5つの質問
マミートラックに悩んだらまず考えたい5つの質問について、自分の本音と向き合うヒントをお伝えします。
この質問たちは、悩んでモヤモヤした時に立ち止まって自分に問いかけてほしいものばかりです。
誰かの正解じゃなく、「自分にとっての正解」を見つけるために、ぜひ活用してくださいね。
①本当に今の働き方に納得できている?
毎日バタバタで、ふとした瞬間に「このままでいいのかな…」と立ち止まってしまう。
そんな時、まず考えてほしいのが「今の自分は納得して働けているかどうか」です。
やりがいがある?無理してない?本音を押し込んでない?
「なんとなく」で過ごしていると、気づけば何年も経ってしまうことってありますよね。
だからこそ、小さな違和感のうちに見直してみることが大切なんです。
②子どもが成長したあと、どうしたい?
今は子育て真っ只中でも、いつか子どもは手を離れていきます。
その時に「自分はどんな働き方をしていたいか?」を考えてみましょう。
例えば「またバリバリ働きたい」「独立したい」「家庭中心がいい」など、描く未来は人それぞれ。
今の選択が未来の自分の背中を押すものであれば、きっと後悔はしません。
未来の自分が笑っているイメージを持つと、今のモヤモヤが少し軽くなりますよ。
③やりたい仕事は今の会社にある?
「今いる場所で、やりたいことができそう?」
この質問は、意外と見落としがちです。
ずっと同じ職場にいると、視野が狭くなってしまうことってありますよね。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
「この会社で、本当にやりたいことはできそうか」「やりがいを感じられる部署はあるか」
答えがYESなら、その道を目指していけばいい。
もしNOなら、環境を変えることも視野に入れてOKです。
④自分の得意なこと・好きなことって何?
マミートラックにいると、自己肯定感が下がってしまうことが多いんです。
「何もできてない気がする」「私は役立ってないかも」——そんな風に思ってしまうこと、ありますよね。
でも、本当はあなたにもたくさんの強みがあるはずです。
話すのが得意、気配りができる、スケジュール管理が得意…それって全部立派なスキル!
一度、自分の好きなこと・得意なことを紙に書き出してみてください。
それが今後のキャリアのヒントになること、意外と多いですよ♪
⑤今、何が一番大事?
キャリア?家庭?健康?心の余裕?
いまのあなたが一番大切にしたいものは何ですか?
これを見失うと、誰かの価値観や常識に流されやすくなってしまいます。
「私は今、これを大事にしたい」って自覚できると、選択にも迷いがなくなります。
大事なものは、時期によって変わってもOK。
“今”の自分にとっての優先順位をハッキリさせることが、自分らしい働き方の第一歩ですよ。
まとめ|育休明けにマミートラックにはまった時に考えたいこと
マミートラックで悩んだ時の視点 | 詳細リンク |
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①そもそもマミートラックとは何か? | 詳しくはこちら |
②上司とのキャリア面談を申し出る | 詳しくはこちら |
③「今は育児優先」も立派な選択 | 詳しくはこちら |
④そのまま退職を選んだ私の体験談 | 詳しくはこちら |
⑤本当に今の働き方に納得できている? | 詳しくはこちら |
育休明けの職場復帰は、新しいスタートのはずなのに、なぜかキャリアが止まったように感じてしまうことがあります。
それは決してあなただけではありません。
マミートラックという言葉があるように、多くのママが同じような悩みを抱えています。
この記事では、そんな悩みへの向き合い方や、キャリアを前向きに捉えるヒントを詰め込みました。
今はつらくても、選択肢はたくさんありますし、あなたの価値は変わりません。
自分の気持ちに正直に、無理のないペースで未来を描いていってくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、以下のような信頼性のある資料も参考にしてみてください。
- 内閣府:男女共同参画・ワークライフバランス政策
- 厚生労働省:女性活躍推進の取り組み
- 厚生労働省:令和4年度雇用均等基本調査
- 株式会社働きがいのある会社研究所 (Great Place To Work® Institute Japan)
自分のペースでキャリアを取り戻したいあなたへ
ここまで読んで、「何か始めたい」「自分を少しでも変えたい」と感じた方も多いと思います。
でも、いきなり大きな一歩を踏み出すのは、正直ハードルが高いですよね。
そんなときにぴったりなのが、自宅でできる資格取得の通信講座。
女性のライフスタイルに寄り添った内容で、初心者からでも安心してスタートできます。
講座はなんと290種類以上あり、卒業するだけで資格がもらえるのも大きな魅力。
「今の自分のままでいいのかな?」と感じたときこそ、未来に向けて小さな一歩を踏み出してみませんか?
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