育休が明けても保育園に入れない現実に直面し、私は立ち止まらずに進む方法を探しました。
そこで頼ったのがファミサポで、まずは小さく働き始める選択をしました。
職場への相談や家庭内の段取りを整えつつ、「今できる形」で復職を回し始めました。
本記事は「私の自治体の場合は」「私の勤めている会社は」を前置きし、
実際のやり取りや運用の工夫、感じた違いをまとめた体験談です。
同じ状況の誰かが今日を乗り切るためのヒントになればうれしいです。
保育園に入れないときの職場復帰ガイド(育休2年/待機児童/ファミサポ)
これは私自身の経験談です。制度の一般論ではなく、実際にどう動き、何が起き、何を感じたかを書きます。
① 結論:週2日×ファミサポで暫定復帰
最初にやったのは、ファミサポに「定期利用が可能か」を確認することでした。
回答は「週2日程度ならOK」で、ほかの子と一緒にみてもらう前提でした。
私の仕事は在宅ワークが可能だったので、職場にはかなり下手に出て相談する方針を決めました。
正直な気持ちは「ダメと言われたら辞めるしかない」という崖っぷちでした。
それでも週2日・短時間の暫定復帰を提案し、まずは動き出すことにしました。
ファミサポって実際どうなの?社会福祉士が内部事情まで徹底解説!【2025年保存版】
② 取れる選択肢(私が辿った分岐)
1歳では入れず、最初は「1歳4月入園」を狙うかを考えました。
ただ、上の子の小学校入学が同じ4月に重なり、性格的にも一気に環境を変えるのは良くないと判断して見送りました。
次に「1歳半の途中入園」を狙い、前年実績では空きがあったため希望をかけましたが、今年は空きが出ず不承諾が続きました。
その間も認可外も並行して見学・空き確認を進めましたが、予想外のトラブルで時間を大きく取られました(詳細は別記事にします)。
結局2歳を迎えても決まらず、「とりあえず進める」現実解としてファミサポ+週2日目安の復帰を選びました。
③ 判断の基準(私の物差し)
私が見たのは「上の子の生活」「送迎の現実」「費用感」「自分の体力」「職場の受け皿」の5点です。
上の子の入学期は変数が多く、まずここを優先する判断を先に置きました。
保育先は月単位で状況が動くため、毎月の空き確認を続ける体制にしました。
保育費用ははっきり言って重く、時給換算で500円弱になるような月も覚悟しました。
それでも「離職せず細くつなぐ」という価値を取り、まずは1カ月→3カ月の継続を目標にしています。
「なんで働いてるんだろう」
「私働く意味あるのかな」
そう思うときもありますが、

これのために働いてます。
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ファミサポの基本(まず私の自治体の場合から)
ファミサポは自治体によって運用が違うので、ここでは「私の自治体の場合は」を前置きして書きます。
① できること(私が助かった点)
ほかの子と一緒の預かりでも受けてもらえたことが、スタートの背中を押してくれました。
在宅と出社が混在する日に、送迎や見守りの穴を埋めてもらう形で運用できました。
送迎者の顔合わせが必要だったので、夫と先生の顔つなぎを先に済ませました。
上の子の学童や習い事がある日は、家庭のバックアップ体制と併せてシフトを組めました。
まず回す、という観点で、ハードルが下がったのは間違いありませんでした。
② 登録〜初回(実際の進め方)
窓口と既存の先生に現状を共有し、週2日目安での継続利用の可否を確認しました。
お試し短時間を先に入れ、受け渡しや移動ルート、安全面の約束事を言語化しました。
やり取りは基本LINEで、当日の到着と引き渡しは1行で共有してもらう運用にしました。
夫とは役割分担を明確にし、私が出社の日は夫が在宅で上の子の帰宅を待つ形を基本にしました。
迎えが間に合わない日は夫のバックアップを使う二重化で、当日の不安を減らしました。
③ 料金・時間帯(私の自治体の仕様)
料金は月末締めで翌月はじめに銀行振り込みにしましたが、その場払いが基本で、金額相違がなければ振り込みでもOKという運用でした。
時間帯で単価は変わらないため、早朝や夕方でも同じ単価という前提で考えられました。
曜日と時間は固定ではなく、変動での利用が可能でした。
月の半ばに先生から来月の予定を提示してもらい、その枠の中でこちらの利用時間を決める流れでした。
会社の精算や確定申告は、私のケースでは関係なく、この点は完全に切り離して考えました。
実録:週2日復帰までの3ステップ
ここからは、職場とのやり取りも含めた実際の動きです。
① 枠確保(まずファミサポに相談)
「定期で週2日目安はいけるか」を最初に確認し、ほかの子と一緒という条件でOKをもらいました。
在宅と出社の混在を想定し、送迎範囲と緊急連絡の流れを先に決めておきました。
先生と夫の顔合わせを行い、誰が誰を引き渡すのかを明確にしました。
LINEでの依頼テンプレを作り、当日の運用をシンプルに揃えました。
ここまで整えた時点で、職場の調整へ一気に進むことにしました。
② 職場と条件調整(送った文面の要旨)
私はパートで、会社は約100人規模の小さめの組織です。
「難しければ遠慮なく断ってください」という前提で、相談ベースのメールを出しました。
文面の骨子は「保育先未確定」「ファミサポで週2日短時間なら見込み」「〇年●月ごろ開始可能か」「運用上難しければ再相談」という流れです。
産休前条件と今回条件、保育園が決まったら産休前条件へ戻すこと、状況変動は都度報告することも明記しました。
結果として、会社は私の条件を全て飲んでくれ、「できるだけ早く復職してください。みんな待ってます。」と言ってもらえました。
③ 初週の運用(チームの受け入れと家庭の段取り)
一人目の時は実質歓迎されていない空気で辛かったのですが、今回はチームに迎え入れてもらえた実感がありました。
出社日は夫が在宅で上の子の帰宅を待ち、迎えが厳しい日は夫のバックアップで凌ぐ段取りにしました。
学童は利用者が多く、楽しい一方で子ども同士のけんかもありますが、その日の様子を短く聞く習慣をつけました。
習い事の時間割も絡むため、紙とスマホの両方で可視化し、家族内で共有しました。
費用まで入れると時給換算は500円弱に感じる日もありますが、今は「外で働ける」が勝っている状態です。
メリット(私が感じたこと)
ここは私の肌感だけを書きます。人によって違うのは大前提です。

① 柔軟性
週2日・短時間でも社会との回線がつながるだけで、気持ちが安定しました。
曜日や時間が変動でもOKだったので、上の子の行事や体調変化に合わせやすかったです。
在宅と出社を混ぜられたことが、復帰のハードルを大きく下げました。
一気にフル復帰しなくてよかった点は、体力の戻り方にも優しかったです。
まずは1カ月→3カ月という段階目標にできたことが、継続の助けになりました。
② 送迎
送迎がある日は通勤や会議の段取りが読みやすくなりました。
雨の日や荷物が多い日も、動線が安定する安心感がありました。
上の子の帰宅時間と重なる日は、夫との役割分担で当日のバタつきを減らせました。
習い事のある日は前後の動線を分散でき、気持ちの余白が生まれました。
「ギリギリを避ける」ための選択肢が1つ増えた感覚です。
③ 段階復帰
週2→週3→保育園という段階を見据えられるだけでも、心の余白ができました。
チームの仕事の流れに、少しずつ再接続できる感覚がありました。
最初の数週間はとにかく疲れるので、段階を踏めたのは体にも優しかったです。
課題が見えたら翌週の配分に反映し、試行錯誤がしやすくなりました。
「続けられる形」を探すプロセスとして意味がありました。
④ 関係性の近さ
ファミサポの先生との距離が近く、日々の細かな相談がしやすかったです。
先生と子どもの間に信頼と愛着が生まれ、子ども自身が安心して過ごせる場面が増えました。
困りごとを気軽に言葉にでき、翌週にすぐ反映できる小さな改善が積み重なりました。
保育園の集団とは違う「一人ひとりに寄り添う」密度を感じました。
この信頼関係は、私にとって大きな支えになっています。
デメリット(保育園との違いで感じたこと)
ここは正直に書きます。私のケースに限った話です。
① 体制の違い(安全と環境)
ファミサポは保育園ではないので、行事や給食、集団保育の枠組みは基本ありません。
大人の目が実質1人という場面があり、私は2回、軽いけががありました。
背後での転倒や、目を離した一瞬の打撲など、ヒヤッとする瞬間はゼロにはできませんでした。
大きなけがではありませんでしたが、やはり保育園に預けたいという思いは強まりました。
最終的な目標は保育園で、今はそこまでの暫定運用という位置づけです。
② 調整の手間(家庭側の工数)
送迎者の顔合わせや家庭内の役割分担など、段取りを整える手間が積み上がります。
当日の到着・引き渡しの連絡など、細かいコミュニケーションが毎回発生します。
学童は利用者が多く、楽しい一方で子ども同士のトラブルも時々あります。
習い事まで含めた時間割を組むと、全体の最適化にいつも頭を使います。
慣れるまでは「決めること」が多く、精神的にも体力的にも消耗しました。
③ 費用・予約(現実)
時間帯で単価が変わらないのは助かりますが、利用時間が変動するため月の総額は読みにくいです。
予約は来月の予定を基に組むため、人気の時間は早めに抑えないと埋まります。
費用まで入れると時給換算が厳しい月もあり、家計と気持ちの折り合いを毎回つけます。
それでも今は「外で働ける」が勝っているので、ここは割り切っています。
出口は保育園、という前提で続けています。
④ 生活リズムの揺れ
預かっている子の状況によって、昼寝の有無やおやつのタイミングが毎回違います。
そのため、お昼寝しない日があり、帰宅後にストレスと眠気で大きくぐずることがあります。
翌日の体力に響くため、夜の就寝と翌朝の支度をできるだけ簡素化しました。
リズムが揺れる週は、予定の詰め込みを避け、家事の基準も一段下げます。
「今日は揺れる日」と割り切って、家庭内の期待値を下げるのが現実的でした。
私の自治体のファミサポ運用(例)
自治体差が大きいので、ここは完全に私の自治体のケースとして読んでください。
① 支払い方法
基本は当日その場払いですが、私は月末締め・翌月はじめの銀行振り込みで運用しました。
事前に金額相違がなければ振り込み可、という確認を取りました。
振り込み明細は各回のメモと照合し、誤差がないかだけ見ています。
支払いの都度やり取りを減らせたのは、精神的な負担の軽減につながりました。
この運用は自治体や先生によって違うと思うので、必ず個別に要確認です。
② 料金の考え方
時間帯で単価は変わらず、早朝や夕方も同一単価でした。
追加加算のルールは最初に共有してもらい、想定外の費用が出ないようにしました。
総額は利用時間の増減でブレるので、週ごとにざっくり見通しを置きます。
時給換算で厳しい月は、短時間で成果が出るタスクに寄せました。
家計と気持ちのラインを握っておくと、後悔しにくいです。
③ 予約とスケジュール
月の半ばに先生から来月の予定をもらい、その中でこちらの利用枠を決めます。
曜日と時間は固定ではなく、毎月変動で組みます。
上の子の行事と習い事を基準に「ここは無理しない日」を先に決めました。
急な体調不良に備え、予備日や予備時間を1コマだけ用意します。
埋まったら諦める、という割り切りも心の平穏に効きました。
④ 連絡手段
連絡は基本LINEで、依頼・調整・当日の到着と引き渡しを1行ずつで回します。
長文が必要な案件は最初だけ丁寧に書き、以後はテンプレ化しました。
写真や位置情報は「必要なときだけ」で、先生の負担にならない運用にしました。
緊急連絡の順番はカードに明記し、誰が最初に連絡を受けるかを固定しました。
電話に移行するラインも共有し、迷いを減らしました。
⑤ 会社精算・確定申告
この件は私のケースでは完全に関係ありませんでした。
会社の精算や確定申告の話題は切り離し、家庭内の運用だけに集中しました。
必要になったらその時に考える、と割り切るほうが動きやすかったです。
最初から全部を完璧にしない、と決めておくのが私には合っていました。
ここも人や会社によって違うはずなので、各自の事情に合わせるのが前提です。
テンプレ集(実例ベース)
実際に使ったもの/使っているものです。必要に応じて書き換えてください。
① 復職相談メール(実際に送った要旨)
復職についてご相談したくご連絡いたしました。現在認可・認可外とも入園が決まっておらず、復職時期を確定できない状況です。
現在一時利用しているファミサポに相談したところ、週2日短時間程度であれば預かれる見込みがあるということでした。〇年●月、〇月ごろより下記条件で復職が可能か相談したく連絡しました。
もし、会社の運用上難しい場合は遠慮なくお知らせください。その際は改めて相談させていただきます。
復職条件の変更について/〇産休前条件/●今回の条件/保育園に入れた場合は産休前条件へ戻す/状況に変動があった場合は都度報告する。
保育先が未確定のご相談ではありますが、可能な範囲で早期復職できればと考えております。
② 連絡カードと顔合わせ(我が家の運用)
送迎者の顔つなぎが必要だったので、夫と先生の顔合わせを先に実施しました。
私が出社する日は夫が在宅で上の子の帰宅を待つ体制にしました。
迎えが間に合わない日は夫のバックアップを使う形で二重化しました。
学童は利用者が多く、楽しい一方でけんかもあるので、子どもの様子を毎日短く聞くようにしました。
習い事まで含めた時間割は、紙とスマホの両方に可視化して家族内で共有しました。
③ ファミサポと保育園の違い(私の実感)

ファミサポは「預かる」、保育園は「保育する」という違いを強く感じました。
生活リズムはその時々でバラバラになりやすく、昼寝がない日は帰宅後に大きくぐずります。
一方で先生との距離が近く、何でも相談できる安心感があります。
先生と子どもの間に信頼と愛着が育つのは、ファミサポならではの良さでした。
日頃から預けていたことで、慣らし保育が不要だったのも助かりました。
Q&A(今の私の答え)
最後に、よく聞かれたことに今の時点での私の答えを書いておきます。
① いまどうしてる?
今はファミサポを使いつつ、認可外も含めて毎月空き状況を確認しています。
保育園の空きを待ちながら、良いところがあればすぐ動ける準備をしています。
職場はチームが受け入れてくれていて、細々とでも仕事ができています。
このままではいられないので、保活は続けます。
まずは1カ月、次に3カ月と続けられる形を探し続けます。
② 安全面はどう感じた?
大人の目が一人になる場面があるため、私は2回、軽いけがを経験しました。
完全には避けられないと受け止めつつ、環境づくりの工夫を続けています。
リスクが気になる日は、スケジュールを軽くして早めに切り上げます。
小さなヒヤリは必ず言語化して先生と共有するようにしています。
最終的な目標は保育園で、そこまでの暫定運用という立て付けです。
③ これからの予定は?
途中入園と次年度募集の両方を見据え、月次で状況を再確認します。
学童と習い事の時間割にぶつからない働き方を、職場と随時すり合わせます。
認可外は見学の頻度を上げ、トラブルの芽は事前に見極めます。
家庭のバックアップ体制は、疲れたらすぐ軽くできるようにしておきます。
無理せず、でも止まらず、細く長くを合言葉に進みます。
まとめ:今回は職場に恵まれ、細くつなげた
小さな会社だったこと、チームの受け入れがあったこと、在宅可能な仕事だったことが重なり、私は細々と復職できました。
時給換算は正直しんどいけれど、外で働ける喜びは今の私には大きいです。
この形でずっとは続けられないので、保活は続けます。
同じ状況の誰かが、今日をやり過ごすための一歩になればうれしいです。
保育園に入れない現実の中で、私はまずファミサポに相談し、週2・短時間の暫定復帰という小さな一歩を選びました。
職場には下手に出て事情を正直に伝え、難しければ断ってくださいと前置きしたうえで合意を得ました。
「私の自治体の場合は」を前提に、連絡手段や支払い方法、予定の組み方など運用の細部を自分たちに合う形へ整えました。
ファミサポは保育園ではなく、生活リズムの揺れや安全面の限界を感じる一方、先生との距離の近さと信頼という強みも実感しました。
費用面では厳しい月もありますが、今は外で働けること自体に意味があり、まずは1カ月、次に3カ月と続けることを目標にしています。
最終目標は保育園への移行で、日々の運用を回しながら保活を継続していきます。
