育児がめんどくさい!?気持ちが楽になる考え方と対処方法

育児・子育て
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育児ストレスで限界…気持ちを楽にする考え方

はじめに

「育児がこんなに大変と知らなかった…」 「子どもは可愛い。でももう限界。無理。」 「誰にも言えないけど、本当はしんどい、私が泣きたい。」「毎日思い通りにいかない」

こんな気持ちを抱えながら、毎日を必死に過ごしている子育て中のママは多いのではないでしょうか。

育児は愛情だけでは乗り越えられない位想像以上に大変なもの。寝不足、家事の負担、子どものイヤイヤ期、目を離したらどうにかなるのではという責任感や重圧、社会とのつながりの希薄さと孤立化…気づけばストレスが限界に達してしまうこともあります。

この記事では、育児ストレスで心が折れそうなときに「少しでも気持ちが楽になる考え方」をお伝えします。


1. 「育児ストレスで限界」…こんなサインある?

まずは、自分がどれほどのストレスを抱えているのかに気づくことが大切です。以下のようなサインを見逃してはいませんか?

  • 些細なことでイライラ。むかつく。子どもにきつく当たってしまう
  • 子どもの泣き声を聞くだけでイライラ。うんざりする
  • 何をしても楽しくない、ワクワクしない、気持ちが上がらない
  • 頭痛や胃痛、動悸などの身体の不調。倦怠感、原因がはっきりしないような体調不良が続いている
  • 誰とも話したくない、家から出るのがめんどくさい

もし当てはまるものがあれば、あなたの心はかなり疲れているでしょう。

まずはここで深呼吸してから先に進んでみてください。せーの!


2. 「自分を責めなくていい」専門家視点でのアドバイス

育児が辛いと感じると、多くのママは「私がダメだから」「ほかのママはできるのに自分は・・・」と自分を責めがちです。

でも、ここで知っておいてほしいのは 「育児の辛さはあなたのせいではない」 ということ。

✅ 原因はママと子どもを取り巻く「環境」

育児がストレスになるのは、ママの性格や努力不足ではなく、 社会的な要因子どもの性格が大きく影響しています。

例えば…

  • 周りに頼れる人が少ない
  • 育児の負担がママに偏りがち
  • 「母親なんだから当然」という価値観
  • 教科書通りにいかず常に不安を抱えやすい
  • 子どもの性格や性質、発達が参考の育児書と異なる(ように感じる)
  • 思い通り、計画通りに進まない毎日

このように、 育児が辛くなるのは、あなたが原因ではない んです。

そして、子どもは自分とは違う人格を持った別の存在なので思い通りにいかなくて当然なのです。

そう考えると自分だけではコントロールできないことがわかりますよね。

自分でコントロールできないからこそストレスを感じやすいんです。


3. 気持ちを楽にする考え方

では、どうすればこの育児ストレスから少しでも解放されるのでしょうか?

一緒に考えてみましょう。

✅ ①「手を抜いてもいいし、休んでいい」

「全部やらなきゃ!」と思っていると、どんどんストレスが溜まります。

  • 食事はレトルトや冷凍食品を活用してOK!最近では宅配サービスなども
  • 掃除は毎日しなくても大丈夫、食事の片づけのついでにちょっとやるだけでもOK!
  • お昼寝の時間はママも一緒に休んでいい、目をつぶって横になるだけでも休息に

手を抜くことは悪ではありません。むしろ、ママが笑顔でいることの方が、子どもにとっては何よりも大事な栄養なのです。そしてママの心が休まることが大切です。

✅ ②「誰かに見てもらうことは刺激に」

「子どもを預けて息抜きしていいんです」

周りがなんと言おうと子どもを預けたり誰かに頼るのは「甘え」ではなく、「必要な選択」です。

主な活用先…

  • 一時保育(調整するのも面談するのも大変だけど保育のプロに預けられるから帰ってきたときにすごく成長している。言葉ややり取りを覚えてくることも)
  • 子育て援助活動支援事業(通称ファミリーサポート事業・ファミサポ)(低額だけど調整したり個人の名前つけが大変だったりするので、自宅に来てくれるタイプがお勧め。近所の祖父母や叔父叔母的立ち位置で接してくれることが多い。ママの愚痴を聞いてくれる優しい方も。)
  • 有料のベビーシッター(高いけど、本当にぎりぎりの時は頼ってください。有資格者は高いですがかなり密に関わってくれます。ただし予約するには2週間以上前に予約、などが多いので早めの行動が吉。)
  • 両家のご両親(ご両親との関係にもよりますが、頼れるのなら!ただし、いらんこと言われるストレスを感じるならほかの手考えましょう〇)

そして、夫(子どもの父親)は育児を”手伝う”立場ではなく、”主体的に育児をする”立場。

お休みの日2時間だけでも夫に交代してもらいましょう。

見ているパパさんがいたら、この世で一番愛している奥さんに時間をプレゼントしてくださいね!

1人の時間を持つことで気持ちもリフレッシュでき、休息できれば、育児や子どもへの向き合い方ももうまくいくようになる ので、罪悪感を抱かずにどんどん活用しましょう。

ちょっとトゲトゲカクカクした心がまあるくなりますよ。

✅ ③「今だけ」と考える

それでも今が辛いんですよね。

育児は永遠に続くものではありません。15年もすれば少しずつ自立していきますし、18になればかかるのはお金だけ(手はかからなくなりますよね、手は。その分お金がかかっていく)

イヤイヤ期や夜泣きが続くと、「もうずっとこの状態が続くんじゃないか」と感じてしまいますが、 必ず終わりが来ます。

でも、つらいのは”今”なんですよね。”今”助けてほしいと思いますよね。


4. すぐにできるセルフケア・ストレス発散方法

心が限界を迎える前に、短時間でできるセルフケアを取り入れてみましょう。

✅ ① 深呼吸+ストレッチ

イライラしたら、一度深く息を吸って、ゆっくり吐いてみましょう。

さらに、肩や首を軽く回すだけでも血流が良くなり、リラックス効果があります。

例えば、

腕を上げてばんざいの姿勢を取ります。

腕をのばしたままぐーーっと耳より後ろにもっていって

肩甲骨に効いているのを感じながらゆっくり深呼吸。

そのままカスカス(オードリーの春日さんのカスカス)するだけでも上半身が伸びて気持ちいいですよ。ちなみにカスカスダンスは上半身痩せにも効果がありますね。

✅ ② 5分から10分間だけ「自分の好きなことをする」自分時間

  • 甘いものを食べる、好きなものを食べる
  • 音楽を聴く
  • スマホで好きな動画を見る
  • 友達にLINEする
  • 本を読む
  • オーディオブックやyoutubeを聞く

短時間でも、自分のために使う時間があるだけで気持ちがリセットされます。

私は、料理をしながらyoutubeや動画配信サービスで過去のドラマ一気見を毎日していました。

✅ ③ 完璧をやめる

家族や友人、支援センターなど、誰かに頼ることは決して悪いことではありません。

「助けてほしい」と声を上げることは、あなたが頑張っている証拠。無理せず頼ってみましょう。

きっとこれを読んでくださっている方たちは完璧主義で自分に厳しい方たちが多いのかもしれません。

完璧を目指さなくて大丈夫。いつもの8割で大丈夫。8割以下だって大丈夫。

✅ ④人に愚痴って悩みを共感しあう

支援センターや児童館、開放型の幼稚園や保育園イベント、地域の子育て支援施設へ遊びに行ってみてください。

同じような境遇の方もいると思うと安心します。

月齢が少し上のママパパからのアドバイスで先の見通しが持てたり、

支援員さん・保育士さん・幼稚園教諭から具体的なアドバイスをもらうこともできます。

イベントによっては心理師(心理士)のカウンセリングや夜中や癇癪など困った症状の相談会や座談会などがあるので、

ぜひお近くの子育て支援施設のイベントに顔を出してみてください。

まとめ

育児ストレスで限界を感じているママへ。

「育児がつらい」「うまくいかない」と思うのは、あなたが頑張っている証拠です。

育児は一人で抱え込むものではありません。そうは言っても誰も助けてくれない。

そんな気持ちになりますよね。

社会資源(シッターやファミサポ、保育園の開放や子育て支援施設の遊び場など)を頼って少しでもママとお子さんが笑っていられる日々が続きますように!

 

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