子ども同士で約束しよう!(子⇔子)小学生が遊ぶ前に話しておきたい10のこと

小学1年生とママへ
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「遊ぼう!」のひとことで始まる、小学生の世界。
でもその裏で、小さなすれ違いやトラブルが起きてしまうことも…。

小学1年生は、まだ“約束の仕方”を知らない時期。

だからこそ、遊ぶ前に話しておきたい10のポイントがあります。

この記事では、

実際のママの声をもとに、子ども同士で話せる約束リストや、親のサポート方法もご紹介。

 

子どもが自信を持って「今日は遊べるよ」と言えるようになるヒントが詰まっていますよ。

ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

▼このシリーズでは、小学生になったばかりの子どもたちが安心して遊べるように、家庭内・友達同士・親同士で決めておきたい「遊びの約束」をまとめています。

ぜひ、あわせてチェックしてみてくださいね。

 

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子ども同士で約束しよう!小学生が遊ぶ前に話しておきたいこと

子ども同士で約束しよう!小学生が遊ぶ前に話しておきたいことを紹介します。

では順番に見ていきましょう!

「遊ぼう」が原因になるすれ違いとは

小学校に入ると、子ども同士の「遊ぼう!」が急に増えますよね。

放課後、公園で見かけたお友達に声をかけてそのまま一緒に遊んだり、

学校帰りに「今日うち来る?」と誘ったり。

でも、まだ約束やマナーの“意味”がわからない小学1年生にとって、

そういった声かけがトラブルのもとになることもあるんです。

たとえば、こんな場面ありませんか?

 

・相手は乗り気じゃなかったのに、断れずに一緒に遊んで疲れてしまった
・おうちの人に確認せずに約束してしまい、結局行けなくて気まずくなった
・「遊ぶって言ったのに来なかった」と子どもがしょんぼり帰ってきた

 

こうしたトラブルは、どちらかが悪いというよりも、

事前の“すり合わせ”ができていなかっただけのことがほとんど。

小学1年生は、

まだ「今日は行けるのか?」「相手の気持ちはどうか?」を考えることが難しい時期なんですよね。

“すれ違い”は、決して特別なことではありません。

だからこそ、

「遊ぶってどういうこと?」「どんなふうに声をかけたらいい?」

といったルールや考え方を、親子で一緒に整理しておくことが大切なんです。

そして、

子どもたち自身が「これは約束なんだ」「相手にも都合があるんだ」と理解できるようになると、

自然とお互いに優しくなれるようになりますよ。

 

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子ども同士で話し合いたい約束10個

子ども同士で遊ぶとき、「約束」があるだけでトラブルって本当に減るんです。

でも、まだ小学1年生。
大人のように

「予定を確認して」「時間を守って」と言われても、ピンとこないのが正直なところですよね。

だからこそ、あらかじめ“どう遊ぶか”のルールを、

お友達同士で話しておけるようにしておくことが大事。

 

一度に全部できなくても大丈夫。

少しずつ、「こういうふうに約束するんだ」という感覚を育てていくことが、

安心して遊べる環境づくりにつながります。

我が家では

息子と一緒に「遊ぶ前に聞いておきたいことってなにがあるかな?」と一緒に考えて、

10個のリストを作りました。

以下の記事と重複する内容もあるので是非こちらも参考にしてみてください。

お約束はまだ内容案です。

ご家庭によって変えてOKなので、参考にしてみてくださいね。

運用しながら約束を増やしたり注意書きする予定でいます。

 

遊ぶ前の約束リスト
1.「今日は遊べる?」とお互いに聞こう
2. 約束したら、できるだけ守ろう
3. おうちの人に聞いてから決めよう
4. 嫌だと思ったら、言ってもいい
5. 無理に誘わない、責めない
6. 途中で帰りたくなったら帰っていい
7. お菓子やおもちゃは勝手にあげない・もらわない・触らない
8. 時間になったら帰る(わが家は17時)冬はもう少し早める予定
9. 使ったものは一緒に片づけよう
10.「ありがとう」「またあそぼうね」を忘れずに

 

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詳しく読みたい①~⑩の約束のポイント

ここからは、遊ぶ前に子ども同士で確認しておきたい約束10個について、それぞれ「なぜ大切なのか?」を解説していきます。

実際にわが家でも、これを伝えるようになってから、遊びのトラブルがぐんと減りました。

大人にとっては「そんなの当たり前じゃない?」と思うことでも、子どもにとっては“初めての社会ルール”ばかり。

だからこそ、1つずつていねいに、理由とセットで伝えていくことが大切です。

1. 「今日は遊べる?」とお互いに聞こう

まずはこれ、基本中の基本ですよね。

でも意外と、「今日ヒマだからとりあえず行っちゃえ!」みたいな感覚の子、多いんです。

お互いに「遊べる?」「今日はムリかも」と事前に確認するだけで、スムーズなスタートが切れます。

2. 約束したら、できるだけ守ろう

「遊ぼうって言ったのに来なかった…」そんなすれ違い、よく聞きます。

体調不良などやむを得ないこともあるけど、何も言わずにすっぽかすのはNG。

信頼関係を築くためにも、「約束したら守る」という意識を持つことが大事です。

3. おうちの人に聞いてから決めよう

これ、めちゃくちゃ大事です。

子ども同士で勝手に約束して、「ママに聞いた?」「え?聞いてないけど」なんてこと、ザラにあります。

必ず「親に確認してからね」の習慣をつけておくと、お互いの家庭にも迷惑をかけません。

4. 嫌だと思ったら、言ってもいい

子どもって、自分の気持ちを飲み込んでしまうことがよくあります。

でも我慢して遊んでたら、遊びは楽しくなくなっちゃいますよね。

「イヤなときは“イヤ”って言っていいんだよ」って、言葉で伝えてあげることがすごく大切です。

5. 無理に誘わない、責めない

断られるのって、ちょっとさみしい。

でも、「なんでダメなの?」「いいじゃん、ちょっとだけ!」と無理に誘うのはNG。

相手の気持ちを尊重できるようになることが、人間関係の基本になります。

6. 途中で帰りたくなったら帰っていい

「最後までいないと失礼かな?」と子どもなりに思う子もいます。

でも疲れたり、気が乗らなくなったり、帰りたくなることもありますよね。

そんなときに「帰ってもいいよ」って言葉をかけてあげておくと、自分で選ぶ力が育ちます。

7. お菓子やおもちゃは勝手にあげない・もらわない・触らない

ここ、めちゃくちゃトラブル多発ゾーンです。

「勝手に冷蔵庫のアイスあげちゃった」「もらったけど、親に内緒だった」など、後から親同士が気まずくなるパターンが本当に多い。

“おうちの人に聞いてから”を徹底するだけで、グッと安心感が増します。

8. 時間になったら帰る(わが家は17時)冬はもう少し早める予定

「あと5分だけ〜」が延々と続くこと、ありませんか?

遊びの区切りがつかず、帰宅時間が遅れてママが困る…よくある光景です。

最初に「○時になったら帰る」をお互いに確認しておくと、スッと切り替えやすくなります。

9. 使ったものは一緒に片づけよう

片づけまでが遊び!これは大人も子どもも一緒。

自分の分だけじゃなく、「一緒に遊んだなら一緒に片づける」という感覚が、小さいうちから身についていると、のちの集団生活でもすごく役立ちます。

10.「ありがとう」「またあそぼうね」を忘れずに

最後の印象って、案外ずっと残ります。

バタバタしたまま解散すると、お互いの気持ちにモヤモヤが残ることも。

「ありがとう」「またね」の一言で、関係がまるく収まり、次の遊びにもつながります。

 

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特に大事な断る練習

1つ1つは大人から見れば当たり前のことのように思えても、

小学1年生の子どもにとっては“初めて自分で意識して選ぶ”というハードルがあります。

なかでも「断る」という行動は、特に難しいもの。

断るって、なんとなく“悪いこと”のような気がしてしまいますよね。

子どもも同じで、誘われたら応じるのが当たり前、

断ったら嫌われるかも…そんなふうに感じてしまいがちです。

私は、そういった気持ちの背景を知っていたので、

息子がまだ小さいころから“断る練習”を少しずつさせていました。

たとえば、「今日は疲れてるから、遊びたくないって言ってもいいんだよ」とか、

「無理に付き合わなくていいんだよ」という声かけを日常的にするようにしていました。

もちろん、いきなりうまく言えるわけではありません。

それでも、「今日はやめとくね」って少しずつ言えるようになっていく姿を見て、

「やっぱりこういう練習って大事だな」と感じています。

そして、断る力が育つと、お友達から断られたときの受け止め方にも変化が出てきました。

 

以前なら「なんで?」「どうして?」と気にしていたところを、

「そっか、また今度ね」とすっと切り替えられるようになったんです。

 

これは、“自分が断る経験”を積んだからこそ、

相手の立場も想像できるようになってきんだと思います。

“断る”って、決して悪いことじゃなくて、自分の気持ちを大切にするための選択。

そしてそれは、相手を思いやる行動でもあるんですよね。

参考として、私がとてもよかったと感じている書籍もご紹介しておきます。

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小学生のためのソーシャルスキル・トレーニング #PR

 

この本では、子どもが自分の気持ちを上手に伝えるための方法がわかりやすく紹介されていて、

断るときの言い方や気持ちの整理の仕方も載っています。

 

断る練習は、ほんの小さなことのように見えて、

実は人間関係の土台づくりになる大切な力。

そういう小さな経験の積み重ねが、

“思いやり”や“切り替える力”になっていくんだなと実感しました。

だからこそ、親子で日頃から少しずつ練習していけるといいですね。

 

感謝を伝えよう

もうひとつ大切なのは、「遊んでくれてありがとう」の気持ちを忘れないこと。

これは小学生になってから、どんどん口に出す機会が減ってしまうけれど、

とっても大事なことですよね。

遊びの最後に「ありがとう、また遊ぼうね」と言うだけで、どちらの気持ちもまるく収まる。

ルールを教えるというより、

「気持ちいい遊び方って、どんなかな?」と親子で一緒に考えるスタンスで伝えると、

子どもも受け入れやすいですよ。

 

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子ども同士が“その場で口に出して交わせる”約束リスト

遊ぶ直前に交わすリアルな約束 理由・ポイント
どこで遊ぶか決めよう(公園?おうち?外?) 目的地が違って迷子や探し回るのを防げる
何して遊ぶか相談して決めよう ズレるとケンカになりやすい/主導権争いを防ぐ
帰る時間を「○時まで」とお互い確認 親との約束を守る意識を持てる。これ超大事!
途中で予定を変えるときは「相談してから」にする 「急に帰った」「勝手に行った」などを防げる
イヤなことは「イヤ」と言おう、言われたらやめよう 感情の衝突を防ぐ“トラブル予防のキモ”
交代しながら遊ぼう(順番を守る) 遊具・おもちゃ・ゲームで揉めるのはここが原因!
友達の家に行くときは「おうちの人に聞いた?」と確認 許可を取っていないと親同士が気まずくなる
ケンカしないために「ムリにやらせない」って約束しよう やりたくないことを無理にさせるのを防ぐ
トイレに行きたくなったら、遠慮せずに言おう 我慢しすぎて漏らす…というケースも実際に多い
帰るときは「またね!」で終わろう 終わり方が良いと、次に会うときも自然に仲良くなれる

どれも難しいことじゃありません。

でも、ちょっと声に出して確認するだけで、

「聞いてた話と違う!」「勝手に帰った!」といったトラブルが、ぐっと減るんです。

親が横から「それ、言っときな〜」と声をかけてあげてもOK。

 

少しずつ、自分たちで“確認する習慣”を身につけられたら、それが“信頼関係”につながっていきます。

そしてその積み重ねが、子どもの「人と関わる力」を育ててくれるはずです。

 

とはいえこれはお互いに言い合わないと難しい話…。

そういう時こそ、親が補助的に関わることが大切です。

親がサポートできる3つのこと

「子ども同士でちゃんと約束できるようになってほしい」

そう思う反面、まだ小1だし、どこまで任せていいのか…と悩むこともありますよね。

実際、小学生になったとはいえ、まだまだ約束の意味や大切さを“体験”として理解するのはこれから。

だからこそ、親がほんの少しだけ“手を添える”だけで、トラブルはぐんと減ります。

ここでは、「親がサポートできる3つのこと」をご紹介します。

 

1. 約束カードをつくってみる

口で言うだけだと忘れてしまうことも多いので、視覚化するのはとても有効です。

我が家では、「遊ぶ前の約束10個」をかわいいカードサイズにして、いつでも観れるようにしました。

たとえば、

  • 「まず、おうちの人に聞こう」
  • 「時間は○時まで!」
  • 「断られても怒らない」

こうした約束をイラスト付きでまとめておくと、子ども自身が「見て思い出す」きっかけになります。

子どもが自分で選べる色やキャラにすると、愛着もわくのでおすすめですよ。

2. 最初は親同士で確認し合う

子ども同士だけで約束すると、「言った・言わない」や「お互いの認識ズレ」が起きやすいもの。

特に1年生のうちは、遊ぶ約束は“親が間に入る”くらいでちょうどいいと思っています。

LINEで「今日遊ぶって聞いたけど大丈夫?」と一言確認を入れるだけで、

親同士の安心感がぐっと高まりますよね。

逆に連絡がなくて、「うちの子、急に行ってご迷惑じゃなかったかな…」と後から心配になることも。

「少しの気づかいが、お互いにとって楽になる」って感じます。

息子の友達のママとは、「うちは17時までね」「お菓子なしでOK?」といった感じで、事前にサクッと情報共有しています。

 

ただし、初めてのお子さんの場合は、一度親御さんとご挨拶してから。

一度ご挨拶して、親同士顔を合わせることでトラブル回避にもつながります。

詳しくは親→親Verをご確認下さい(現在執筆中)

 

3.「断ってもOK」を日頃から伝える

子どもって、とにかく“気をつかいすぎてしまう”んですよね。

「遊ぼうって言われたら、断ったら悪いかな」と思って、しんどい思いをしながら付き合ってしまうことも。

だからこそ、「遊びたくないときは、断っても全然いいんだよ」と、日頃から何度も伝えておくことが大切です。

我が家では、「断る=優しさの一つ」と教えています。

「ムリって言ってくれたら、相手もわかりやすいし、イヤイヤ遊ばれるより嬉しいよね」と話すと、息子も納得してくれました。

また、「相手が断ってきたときも、悪気があるわけじゃない」と理解できるようにもなってきました。

自分の気持ちも、相手の気持ちも大事にするための“断る練習”、

小学1年生には特に必要なスキルだと思っています。

サポートは最初だけ。

少しずつ子ども自身が「どうすれば気持ちよく遊べるか」を考えられるようになると、ぐんと成長を感じられますよ。

 

断る練習の仕方は私がおすすめする参考図書を読んでみてくださいね。

上手に断ることができれば、帰ってきてストレス大爆発!なんてことも少なくなります。

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小学生のためのソーシャルスキル・トレーニング #PR

 

まとめ|子ども同士の約束は“安心して遊ぶ”ための第一歩

遊ぶ前に知っておきたいこと
①「遊ぼう」が原因になるすれ違いとは
②子ども同士で話し合いたい約束10個
③親がサポートできる3つのこと

小学1年生の遊びって、ただ楽しいだけじゃなくて、たくさんの“学び”が詰まっています。

でもその分、ちょっとしたすれ違いや気持ちのズレで、トラブルになってしまうことも。

だからこそ、子ども同士で「どうやって遊ぶ?」「今日は大丈夫かな?」を話し合えるようになることが大切なんです。

そして、それを支えるために、親が少しだけ手を添えてあげること。

それだけで、子どもたちはぐんと安心して、自分たちで関係を築けるようになります。

ぜひ、わが家らしい「遊びのルール」を見つけてみてくださいね。

 

▼このシリーズでは、小学生になったばかりの子どもたちが安心して遊べるように、家庭内・友達同士・親同士で決めておきたい「遊びの約束」をまとめています。

ぜひ、あわせてチェックしてみてくださいね。

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